応募作品・大賞作品

No.38 ／一般部門 ／第16回

紙の形の行灯

柴﨑　幸次

審査員コメント

スマートな直方体に視覚によるゆがみを生じる造形が面白い。和紙の特質を生かして高い完成度が目をひく。（審査員　古川秀昭）

No.26 ／一般部門 ／第16回

こより

安田　武博

審査員コメント

「平面」の和紙とこより状にした「線状」の和紙で、ごくシンプルに陰影を表現し、和紙素材の特性を生かしている。こよりは花みこしにも使われ美濃の地域性も表れている。（審査員　堀木エリ子）

No.21 ／一般部門 ／第16回

dot・・・うねり

早川　明宏

審査員コメント

繊細で有機的な突器物におおわれ海の生物の様な不思議な空気感を持った作品。粘り強い姿勢にも驚き色んなバリエーションを見てみたい。（審査員　ひびのこづえ）

No.5 ／一般部門 ／第32回

ブラックホール

小川 克憲（オガワアトリエ）

作品へ込めた思い

和紙片の積層による吸い込まれそうな光のグラデーション

No.8 ／一般部門 ／第32回

美濃和紙の花

安田　武博

作品へ込めた思い

コヨリと花びらの一体化

No.60 ／一般部門 ／第32回

古紙楮

渡辺　末明

No.79 ／一般部門 ／第32回

ほむら

加納　英香

作品へ込めた思い

渦を巻いて立ち上る、炎。 細かい縦皺と斜めのラインで表現しました。

No.160 ／一般部門 ／第31回

凍てつく朝

多田　大晟

作品へ込めた思い

箱の側面は雪のような軽くて柔らかい和紙の灯りを表現した一方、対照的に霜柱のような鋭い灯りをアクリル棒に和紙を巻くことで表現した。

審査員コメント

コンパクトながらも、モダンでシャープな姿が目を引いた。美濃の昔ながらの街並みの中でぜひ見たいと思わせる作品である。

No.116 ／一般部門 ／第31回

影の輪

松本　裕子（拓殖大学）

作品へ込めた思い

光によってできる影に注目して製作しました。紙糸で輪を作り、糸どうしの間隔を変えたり、着色することで明かりをつけた際の光の通り方が変わり濃淡のある影の輪が模様として現れるように作りました。

審査員コメント

美濃和紙と様々な色の和紙糸を配置した作品。おおらかで優しいあかりの表現である。

No.114 ／一般部門 ／第31回

白日

増田　龍聖（拓殖大学）

作品へ込めた思い

こだわった所はライトを置く位置です。表現したかったことは時間の経過による儚さです。

審査員コメント

作者の意図とは全く異なる和紙が勝手に作り上げる表情による作品。 それが作者の個性となっている。

No.111 ／一般部門 ／第31回

結晶

中村　一太（拓殖大学）

作品へ込めた思い

この作品は、光のグラデーションを意識して作りました。和紙を1枚ずつずらして貼ることでグラデーションが生まれ、柔らかい光を表現しています。

審査員コメント

シンプルな形と和紙を重ねることで生まれた繊細なグラデーションのバランスが美しい作品である。

No.109 ／一般部門 ／第31回

膨張

髙木　駿（拓殖大学）

作品へ込めた思い

ほかの作品とかぶらないような、流動的な形にしたかったです。光の重さを感じるような作品をつくりたかったです。

審査員コメント

和紙の重なりから生まれた模様と有機的なフォルムに、じわじわと愛着が湧いてくる作品である。