応募作品・大賞作品
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一般部門 /第29回
No.74 /一般部門 /第29回
ライトアップ賞
湧き上がる
上田 真也 (拓植大学)
- 審査員コメント
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目を引く存在感から受ける強さとは対照的に、透過した光がさまざまな色を生み、紙の薄さを感じさせる繊細さも持ち合わせている点が魅力的。物作りに向き合う熱量が感じられ、見ている側もポジティな気持ちになる、すっきりとした明快な作品である。(審査員 高橋理子)
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その他 /第29回
No.155 /その他 /第29回
ライトアップ賞
ぬくも
清水 祐作
- 審査員コメント
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この作者は、最小限の構造で紙を自立させる方法を探求し、灯りを制作している。多層に重ねた紙をダイナミックに折り込み、そこから漏れ放たれる光の陰影に深みがあり美しい。重なる和紙の断面も美濃和紙の美しさを感じる作品である。(審査員 柴崎幸次)
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一般部門 /第28回
No.101 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
穿孔
山本 卓磨・佐藤 美鈴・西澤 慎一
- 審査員コメント
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あかりアート作品の中でひときわ目立って和紙らしくない仕上げで面白い。まるで鉄工のような肌合いだがよく見ると奥の方に和紙らしいものが重ねられて、それそれ焦げた穴が実に様々な形で不思議な空間を醸し出している。和紙と光の意外な構成が良い。(審査員 古川秀昭)
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一般部門 /第28回
No.46 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
和紙を剥いてみました
石田 由正
- 審査員コメント
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和紙は本来、流し漉きによって薄い層の重なりで厚みを増す構造となっている。その積層をめくり取ることによって、和紙の表面・裏面・カガミに写した表情・厚い和紙・薄い和紙などの質感を同時に魅力的に表現している。和紙素材の原点の面白さが感じられる作品である。(審査員 堀木エリ子)
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一般部門 /第28回
No.28 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
おぼろげ
野津 史花
- 審査員コメント
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手の動きにより切り取られたひとつの円のゆるやかなブレが徐々に集合体になり大きな力が生み出される瞬間を感じることができる。(審査員 日比野克彦)
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一般部門 /第28回
No.1 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
ゆらめき
村瀬 五郎
- 審査員コメント
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シャープな構造と手技から生まれる柔らかな質感のコントラストが美しい。和紙のナチュラルな色味に頼った作品が多い中、色を使うことにより和紙の白を際立たせることに成功している。(審査員 高橋理子)
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一般部門 /第28回
No.69 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
情
橋本 夢
- 審査員コメント
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この作品は、情というタイトルですが、さざ波の海を⾒ているような景⾊が浮かんだ。主に3⾊に⾒える和紙の繊細を、裂いたり、裁断したり、様々な切り⽅で、半円の和紙を重
ね合わせ、さらに潮の流れがまじわり合うようなイメージが表現されている。(審査員 柴崎幸次)
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一般部門 /第27回
No.78 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
源流のせせらぎ
矢田部 剛
- 審査員コメント
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幾何学的な直線・曲線の作品が多い中、この作品は小さいが力強い形体が感じられた。その形体はユーモラスな雰囲気を醸し出し、あっちを向いたり、こっちを向いたりとその勝手さが形になって面白い。明かりがなくてもよいが、明かりが内側から発すると全体がさらに協調される。(審査員 古川秀昭)
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一般部門 /第27回
No.6 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
バッハの音
佐々木 和良
- 審査員コメント
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大胆、ダイナミックに美濃和紙の特徴を活かしている。ものづくりのパッションが感じられ、バッハの音をイメージしたふくらみも楽しい。木の籤(ひご)と和紙という素朴な材料で構成もおもしろい。(審査員 堀木エリ子)
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一般部門 /第27回
No.104 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
FUJI
和田 俊一
- 審査員コメント
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和紙に色が染み込む具合が富士の山の雪化粧を見事に表現している。紙を折った傘の様な姿も懐かしさを覚える。単純な造形がゆえに親しみを感じるとても暖かみのある作品である。(審査員 日比野克彦)
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一般部門 /第27回
No.41 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
迎え火
isenakamura8
- 審査員コメント
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大変シンプルでありながら、和紙の自然な表情が活かされた、リラックスムードが今の世の中にフィットしていると感じた。中の構造にもきちんと気を使っていてとても好感の持てる作品である。(審査員 高橋理子)
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一般部門 /第27回
No.176 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
ケモノメク
日比野 啓市
- 審査員コメント
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精細な裁断と水切りによる葉の表現をくり返した作品。どのようにすればこのように切れるのか、作者の手仕事への愛着と熱意を感じた。自然の表情のあたたかみが感じられる作品。ケモノメクと名前も魅力的だ。(審査員 柴崎幸次)
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