応募作品・大賞作品

No.5 ／一般部門 ／第32回

ブラックホール

小川 克憲（オガワアトリエ）

作品へ込めた思い

和紙片の積層による吸い込まれそうな光のグラデーション

審査員コメント

誰も知ることない「ブラックホール」とは、このようなものなのかもしれない。和紙の性質をたっぷり活かし、宇宙の源に迫る姿勢が好ましい。ただ、もしかすると支持体となる正方形のボックスには、もう一工夫あるといいと思う。次回を期待する。

No.3 ／一般部門 ／第32回

フィオーレ

髙栁　由美子

No.1 ／一般部門 ／第32回

世界の平和③

小笠原　知彦

作品へ込めた思い

混沌とする世界情勢に、問いただしたいです。 武器を置いて、目と目を合わせ話し合いませんか？ いろんな人、国があってこそのこの地球。同じ時をこの星で生きているのですから。

No.21 ／一般部門 ／第16回

dot・・・うねり

早川　明宏

審査員コメント

繊細で有機的な突器物におおわれ海の生物の様な不思議な空気感を持った作品。粘り強い姿勢にも驚き色んなバリエーションを見てみたい。（審査員　ひびのこづえ）

No.26 ／一般部門 ／第16回

こより

安田　武博

審査員コメント

「平面」の和紙とこより状にした「線状」の和紙で、ごくシンプルに陰影を表現し、和紙素材の特性を生かしている。こよりは花みこしにも使われ美濃の地域性も表れている。（審査員　堀木エリ子）

No.38 ／一般部門 ／第16回

紙の形の行灯

柴﨑　幸次

審査員コメント

スマートな直方体に視覚によるゆがみを生じる造形が面白い。和紙の特質を生かして高い完成度が目をひく。（審査員　古川秀昭）

No.150 ／一般部門 ／第16回

foam

小林　彩智枝

審査員コメント

和紙素材だけで複雑な立体を作っている。和紙の柔らかい質感と造形のかたい印象が同時に表現されていて、おもしろい。

No.108 ／一般部門 ／第16回

包む光　受ける光

長谷川　克夫

審査員コメント

透過光と反射光の両方を表現するやわらかな形を上手く構成している。美濃和紙のうすさを生かしている。

No.198 ／一般部門 ／第17回

十重二重

澤村　加代

審査員コメント

紙だというのにふんわりとクリームのようであり、花びらのようであり、光を灯すとあたたかい。両手で包みたくなる灯り。（審査員　ひびのこづえ）

No.279 ／一般部門 ／第17回

華月～KAGETSU～

野口　健司

審査員コメント

まさにこの光と色彩は「華月」である。光が中心に収集され、和紙の重なりで生ずる線は外に発散。造形として美しい。（審査員　古川秀昭）

No.136 ／一般部門 ／第17回

陽だまり

岡田　悠

審査員コメント

障子は古くから日本家屋において、情緒や情感を映し出してきました。その独自の空気感や気配を感じさせます。シンプルな表現は和紙の特性を活かしており、増殖していくような形態もおもしろい。（審査員　堀木エリ子）

No.209 ／一般部門 ／第17回

－leafs－

八木　歩

審査員コメント

闇の中でこの作品は作者の思いを越えて輝きを発つ。それも透けて見える葉の表状よりも真中の闇に和紙の性質が大きな役割を果たしている。（審査員　古川秀昭）