応募作品・大賞作品
art
一般部門 /第27回
No.78 /一般部門 /第27回
ライトアップ賞
源流のせせらぎ
矢田部 剛
- 審査員コメント
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幾何学的な直線・曲線の作品が多い中、この作品は小さいが力強い形体が感じられた。その形体はユーモラスな雰囲気を醸し出し、あっちを向いたり、こっちを向いたりとその勝手さが形になって面白い。明かりがなくてもよいが、明かりが内側から発すると全体がさらに協調される。(審査員 古川秀昭)
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一般部門 /第27回
No.35 /一般部門 /第27回
あかりアート賞
CUBE in the Soul
伊藤 康弘
- 審査員コメント
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3つの素材の使い方に違和感がなく、薄い樹脂と和紙のグラデーションが美しい作品。光源のピッチのバランスが良い。黒の土台が主張しすぎない程度に自然に存在している。毛羽立ちの水切り処理が上手である。一瞬、樹脂がないように思え、球が浮いているような印象で丁寧に造られている。たわまずにまっすぐになっているところが良い。
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小中学生部門 /第27回
No.33 /小中学生部門 /第27回
あかりアート賞
夢みる頃
福田 俊博
- 審査員コメント
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楮の木を感じさせる作品。あかりがついていても、消えていても質感があり美しい。生命感があり縄文の火焔土器のうねり、炎のような強さを感じる。重なりが陰影をうまく作っていて、自然な造形と技法がマッチしている。個性的で計算したというより、作りながらまとめた感じにとれる。
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小中学生部門 /第28回
No.602 /小中学生部門 /第28回
小中学生部門賞
トカゲのかくれんぼ
辻 彩生
- 審査員コメント
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「かくれんぼ」という子供らしい着想ではあるが、その表現方法は直接トカゲを作るのではなく尻尾と行灯を通しての手の跡を象徴的に表現しておりすばらしい発想力である。夏の何気ない日常風景を抽出する力は作者の創造力の高さを垣間見ることができる。台座の中での行灯の置き方は空間への意識の高さと日本の「間」の文化を感じる。行灯からはみ出る尻尾の発想は私には思いつかず感動した。(審査員 松井勅尚)
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小中学生部門 /第28回
No.614 /小中学生部門 /第28回
小中学生部門賞
夏のたんぼら川
後藤 実月
- 審査員コメント
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川面を飛びかうホタルのイメージがよく表現されている。作品としては、ホタルの光だけではなく、葉っぱや水面にもバランス良く光がまわっていて風景を感じることができる。特に葉っぱは平面にせず立体にして中に光が入る工夫をしているところが作品のレベルを上げている。(審査員 橋田裕司)
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小中学生部門 /第28回
No.625 /小中学生部門 /第28回
小中学生部門大賞
咲かす栄螺
美濃中女子柔道部3年
- 審査員コメント
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この作品は、美しくよく作られているというのはもちろんですが、サザエの口のところに小さな芽が生えているという着想に驚かされた。見る人に何かを考えさせる力がありますね。そして、小さな芽に「希望」を感じさせてくれる、そんな作品だと思う。
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一般部門 /第28回
No.69 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
情
橋本 夢
- 審査員コメント
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この作品は、情というタイトルですが、さざ波の海を⾒ているような景⾊が浮かんだ。主に3⾊に⾒える和紙の繊細を、裂いたり、裁断したり、様々な切り⽅で、半円の和紙を重
ね合わせ、さらに潮の流れがまじわり合うようなイメージが表現されている。(審査員 柴崎幸次)
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一般部門 /第28回
No.1 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
ゆらめき
村瀬 五郎
- 審査員コメント
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シャープな構造と手技から生まれる柔らかな質感のコントラストが美しい。和紙のナチュラルな色味に頼った作品が多い中、色を使うことにより和紙の白を際立たせることに成功している。(審査員 高橋理子)
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一般部門 /第28回
No.28 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
おぼろげ
野津 史花
- 審査員コメント
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手の動きにより切り取られたひとつの円のゆるやかなブレが徐々に集合体になり大きな力が生み出される瞬間を感じることができる。(審査員 日比野克彦)
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一般部門 /第28回
No.46 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
和紙を剥いてみました
石田 由正
- 審査員コメント
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和紙は本来、流し漉きによって薄い層の重なりで厚みを増す構造となっている。その積層をめくり取ることによって、和紙の表面・裏面・カガミに写した表情・厚い和紙・薄い和紙などの質感を同時に魅力的に表現している。和紙素材の原点の面白さが感じられる作品である。(審査員 堀木エリ子)
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一般部門 /第28回
No.101 /一般部門 /第28回
ライトアップ賞
穿孔
山本 卓磨・佐藤 美鈴・西澤 慎一
- 審査員コメント
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あかりアート作品の中でひときわ目立って和紙らしくない仕上げで面白い。まるで鉄工のような肌合いだがよく見ると奥の方に和紙らしいものが重ねられて、それそれ焦げた穴が実に様々な形で不思議な空間を醸し出している。和紙と光の意外な構成が良い。(審査員 古川秀昭)
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一般部門 /第28回
No.73 /一般部門 /第28回
あかりアート賞
ゆらぎ
守屋 美紀
- 審査員コメント
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和紙のふちをミシンで縫っているところが視覚的にも面白い。薄い和紙や厚い和紙を使用していることから、色々な角度から見ると、重なり具合によって、不思議な情感が得られる作品になっている。
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