応募作品・大賞作品
art
一般部門 /第32回
No.94 /一般部門 /第32回
あかりアート賞
揺蕩い
漆原 悠介(拓殖大学)
- 作品へ込めた思い
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美濃和紙を絞り、独特のシワを生かした灯り作品。柔らかな曲線が光に表情を与え、動きのある陰影を生み出すよう工夫しています。和紙の柔らかな揺らぎが、空間を優しく彩ります。
- 審査員コメント
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ふくよかに空気を内包して、美濃和紙の柔らかさと温かさを自然な造形で表現している。作品の内部に血が通った生き物が居るようにも見え、和紙特有の空気感や気配を感じさせてくれる作品。皺の強弱が抑揚となり、力強くも感じられ、不思議な雰囲気を醸し出している。
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一般部門 /第32回
No.73 /一般部門 /第32回
あかりアート賞
slow time
伊藤 留美子
- 作品へ込めた思い
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忙しく慌ただしい毎日の中で、「ゆったりとした穏やかな時間」を考えた時、大切なものを包み育むイメージが浮かび、それをどんな形で表現しようか試行錯誤しながら作りました。
- 審査員コメント
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植物の種子のような造形だろうか。割れ目から見える球状の異なる質感の造形との構成が美しい。
外側は、和紙の重ね貼りや、喰い裂き、落水紙を柔らかく解きほぐし独特の風合いを重ね合わせて見事にまとめている。
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一般部門 /第16回
No.150 /一般部門 /第16回
あかりアート賞
foam
小林 彩智枝
- 審査員コメント
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和紙素材だけで複雑な立体を作っている。和紙の柔らかい質感と造形のかたい印象が同時に表現されていて、おもしろい。
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一般部門 /第16回
No.108 /一般部門 /第16回
あかりアート賞
包む光 受ける光
長谷川 克夫
- 審査員コメント
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透過光と反射光の両方を表現するやわらかな形を上手く構成している。美濃和紙のうすさを生かしている。
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一般部門 /第17回
No.351 /一般部門 /第17回
あかりアート賞
無題
嶋田 裕也
- 審査員コメント
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塊なのに軽さがあり、浮遊感がある。幾何学的になりそうで和紙の温かみを感じる。人間の作意を感じさせることなく、自然な造形になっている。
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一般部門 /第17回
No.232 /一般部門 /第17回
あかりアート賞
雨音
名倉 奈央子
- 審査員コメント
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シャープさもありながらやわらかさも感じられる。光と造形で静けさの中に動きのある表現となっており、ふるえるような表情になっている。
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一般部門 /第18回
No.108 /一般部門 /第18回
あかりアート賞
光緻
山我 祐貴(拓殖大学)
- 審査員コメント
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下から上に向かって少しずつ小さくなる和紙を重ねた長方形の下半分の重なった和紙の四隅をめくり、そのことによっておこる光の濃淡が実に美しい、おそらく、下層部分には赤の彩色がほどこさているのであろう。赤い線となり作品に緊張感を与えている。
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一般部門 /第18回
No.15 /一般部門 /第18回
あかりアート賞
大樹
安田 武博
- 審査員コメント
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花みこしでなじみ深いこより群の作品である。こよりによる和紙のみの大樹の形体が柔らかく広がりのある、美しい作品を作り出している。
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一般部門 /第19回
No.75 /一般部門 /第19回
あかりアート賞
包む光、ふれる光
長谷川 克夫
- 審査員コメント
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和紙の特性を生かすことによって、体温や呼吸感が感じられる。有機的な生命体のような造形も面白い。小さな和紙を貼り合わせることで、細かい陰影を生み出し、光源をやさしく包み込んでいる。
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一般部門 /第19回
No.13 /一般部門 /第19回
あかりアート賞
紙縒の乱舞
安田 武博
- 審査員コメント
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美濃ならではのこよりを生かして、複雑な立体を構成している。こよりの芯の強さと、おっていない部分の柔らかさで、賑わいのある豊かな造形物となっている。陰影の奥行感も面白い。
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一般部門 /第20回
No.259 /一般部門 /第20回
あかりアート賞
瀧のように流れる
ToLa A(拓殖大学)
- 審査員コメント
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面による和紙の温かな光と、線による大らかな動きで「静と動」の2面性をうまく表現した作品である。
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一般部門 /第20回
No.61 /一般部門 /第20回
あかりアート賞
参
武藤 英夫
- 作品へ込めた思い
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和紙の円錐状の無数のピースがさらに次のスケールの円錐形を形成する。また光が加わることでさらなる造形が誕生すると確信できる感性も備わっている。
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